無痛分娩という選択肢

おかげさまで順調に、2910gの健康な娘を出産することができました。産後は嘔吐などあったものの夜ご飯はしっかり完食し、むしろ足りなくて夫に差し入れをお願いしたほどです。皆さまからのエール、とても嬉しかったです💐ありがとうございました!

 

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退院した後は中野区の産前産後ケア事業の一つである、松が丘助産院さんの4泊5日のショートステイを利用します。こちらはまたリポートしたいと思います。

 

〜『無痛分娩』を経験してみて〜
無痛とはどれ程のものなのか? 

それほど期待せずに、ある程度の痛みは覚悟で出産に臨みました。ところが本当に・・・全く痛くない。「無痛」でした。これで産まれちゃうんだ?という感じだったのには驚きです。

 

いきみ始めるまでの時間は振り返れば優雅なもので、朝食を楽しみ、テレビを見ながら20〜30分おきに血圧と熱を計り、たまに診察がありグリグリされるも痛みの感覚は一切なく、そして昼食を楽しみました。午後になってすぐに「そろそろ子宮口の開きが10センチまで来たねー」と言われると準備に移り、チームの方々が参戦。
指示通りにいきむと、上手上手!と褒められ、1時間ほどでスルッと身体の内側からこの世界に娘が産まれて来てくれました。最初から最後まで気持ちに余裕のある出産でしたね。

 

痛さで叫んだのは、麻酔前の朝の健診で直径3〜4センチの風船を入れた時だけ。後で抜かれたソレを見て、あんな小さいので叫んだんだ😳と思ったくらいのものでした。それほど痛みに敏感な私でも、もう一度出産にチャレンジしてもいいかなと思えたことは大きいです。

たまたま最寄りの産院で産もうとしたら無痛分娩の経験豊富な産院だったのは強運なことですが、女性が出産時に選択できる方法の一つとしてもっと普及したらいいのにと心から思います。自然分娩でしか味わえない良さもあるため、あくまでも「選択できる」のが理想です。

 

恐らく、ほぼリラックスしていたので母体の回復も早いのではないかと思います。とはいえ悪露やら会陰切開やらで地味な痛みが続きます。まだまっすぐ立ってスタスタは歩けません。ダメージを軽視せずに体をしっかり休めて、仕事復帰を目指したいと思っています。